note/Jenkins の設定やジョブをJob DSLという Groovy のDSLで定義することができるようになる
https://plugins.jenkins.io/job-dsl/
https://github.com/jenkinsci/job-dsl-plugin
- 普通にプラグイン設定画面からインストール可能
- GroovyのDSLで、Jenkinsのジョブやフォルダを作成可能にする
- Groovyスクリプトなので、分岐や反復などを使って自由度高くジョブが作成できる
- DSLを基に、Jenkinsのジョブごとの設定ファイル(xml)を生成するようなイメージ
- Playground や コマンドライン でJenkinsに反映させるまえに実際どのようなXMLが生成されるか試すことができる
- なおPlaygroundでは自分でいれたプラグイン(listGitBranchなど)はチェックすることができない
DSLからジョブを作成する方法
- Jenkinsジョブを作成
- 設定でBuild stepに
Process Job DSL
があるので選択する
- 手で直接入力したければ、
Use the provided DSL script
にチェックを入れてDSLを入力
Look on Filesystem
でサーバー上のファイルを指定することも可能
- 設定完了したら保存して、ジョブを実行する
他のプラグインへの対応
たとえばパラメータの設定時には文字列や選択値の他、Git Parameterなどメジャーなプラグインにも対応しています。
すべてのプラグインに対応することは不可能なので、定義されていないプラグインについては Dynamic DSL によって使用可能になります。
それでも対応不可能な場合はConfigure Block で直接xmlを記述するようなこともできます。
この辺が拡張性高く作られているのは素晴らしいですね。
Dynamic DSL
オンラインのAPI Viewerでは、デフォルトで定義されているAPIが検索できますが、
インストールしたプラグインのAPIは、自分のJenkinsのAPI Viewer(https://JENKINS-HOST/plugin/job-dsl/api-viewer/index.html)で確認できます。
Git Parameter Pluginをインストールしている場合、 gitParam
以外に gitParameter
が見当たると思います。
https://HOST/plugin/job-dsl/api-viewer/index.html#method/javaposse.jobdsl.dsl.helpers.BuildParametersContext.gitParameter
Dynamic DSLの場合はAPI Viewer上では右上に紫色のアイコンで Dynamic と表示されています。
一点注意としては、API Viewerでパラメータを開くと Required
がついていたり、設定可能な文字列の一覧が表示されたりします。表示されているとおりに守らないと、設定が反映されません。
description
いらんやろと思って書かないでいたらいつまでも反映されず、原因特定に時間がかかりました…。
gitParam
については組み込みDSLにもあるのにDynamic DSLを使う利点としては、プラグインの機能拡張に追従しておらず設定が不便な場合の補完ができる点です。
例えば gitParam
では quickFilter
の設定ができませんが gitParameter
ではできる、などです。